Facebook広告CPM高騰要因と対策について
今回はFacebook広告のCPMについて解説していきます。
Facebook広告を出稿してみたけど結果が出ていない、
Facebook広告ってクリック課金じゃないの?
と疑問をお持ちの方は是非、今回の記事でFacebook広告のCPMについてマスターしましょう!
そもそもCPMってなに?
Facebook広告では、広告が表示される際にFacebook広告で設定したターゲットに対して広告枠を争うオークションが発生しています。
オークションでは広告ごとの「広告の価値」を基準に出稿される広告が決定されます。
では、Facebook広告の「広告の価値」はどのような基準で決定されるのか紐解いてみましょう。
広告の価値決定要素
1.デマンド(需要=広告主の数)
広告を出稿している広告主の数(人)によって当然CPMに変化をもたらします。
広告主の出稿数が多ければ多いほど、CPMが上がることが想定されます。
2.サプライ(供給=広告枠の数)
広告が配信される広告枠(面)によって出稿単価が変わってくることが想定できます。
広告枠の多いターゲットでは当然CPMが下がりやすい傾向にあり、
広告枠が少なくなっているターゲットにはCPMは上がりやすくなります。
上記デマンドとサプライ2つの要素(広告主の数・広告枠)によりCPMは決定されます。
CPMが上がってきたときの対策方法
CPMについて理解が深まったところで、実際にCPMが上がってきた場合にはどのように対策を行って
パフォーマンスアップを図っていくのがいいのかについて考えていきます。
まずは先ほどお伝えしたCPMの決定要素である「デマンド」と「サプライ」の観点からして
1つ目に考えられる対策方法は
「広告配信するターゲットを広げる・入れ替える」ことです。
1つ目の施策を行うことで「デマンド」「サプライ」どちらにも影響を与える可能性があるため
CPMが改善する可能性があります。
2つ目は「クリエイティブの品質をあげる」ことです
クリエイティブの評価としてFacebook管理画面で3つの指標があります。
・品質ランキング
・エンゲージメントランキング
・コンバージョンランキング
これらの値が平均以上で良いクリエイティブと判断されるクリエイティブを作成していくことがCPM対策2つ目です。
品質ランキングやエンゲージメントランキングについて詳しく知りたい方は
以下Facebookヘルプページを参照してください。
<広告関連度診断の活用方法>
Facebookヘルプページ
3つ目は「日予算をあげる」ことです。
Facebook広告の配信枠を競争する観点で考えると当然日予算によって配信量に変化が出る可能性があります。
Facebook広告を出稿する予算を上げることで、配信される枠を広げられるということです。
配信する予算は広告主により様々ですが、日予算が高ければFacebook広告の配信できる枠は広がっていきます。
CPMついてまとめ
CPMの決定要素2つをしっかり理解して
Facebook広告の改善を図っていきましょう!
CPMの決定要素は以下2つです。
①デマンド(需要=広告主の数)
②サプライ(供給=広告枠の数)
CPM対策として行えることはまとめると以下3つになります。
①ターゲットの変更
②クリエイティブの品質向上
③日予算を上げて広告配信を強化する
Facebook広告を配信してCPMが上がってきたなと感じたり
CPC(クリック単価)CTR(クリック率)の数値は悪くないのに
なかなかFacebook広告が改善できないなと感じたら、CPMが原因かもしれません。
CPMが原因かもと気付いたら是非この記事に書かれている内容を実践して改善をはかってみてください!