【結果が出る配信方法】類似オーディエンス
Facebook広告を出稿するうえで、最も良い結果をもたらす配信方法の1つ、、類似オーディエンスについて紹介していきます。
この”類似”というのも、「特定のユーザーに類似した特徴をもつユーザー」に配信できる、なんとも画期的なモノなのです!
この記事ではFacebook広告の類似オーディエンスについて解説・導入方法を紹介していきます。
類似オーディエンスとは
Facebook広告の類似オーディエンスとは、既存顧客のデータソース(商品購入者のメールアドレスやサイトのピクセル情報、Facebookページの情報など)をもとに、その人々に共通する利用者情報や趣味・関心などの特徴をFacebookが自動的に特定し、その人々に類似すると判断された人々のリストです。
このオーディエンスリストを広告のターゲットとして設定することができます。
もし類似オーディエンスのソースを「Facebookページにいいねした人」で登録して設定すれば、そのFacebookページにいいねしやすい人特徴を持つ人に対して配信できますし、
「商品を購入した人」をソースとして登録して設定すれば、商品を購入しやすい人に対して配信することができます。
つまり、興味を持ちやすく反応してもらいやすいユーザーに対して配信できるので、効果が期待できる配信方法と言えます。
どんな時に使うべき?
既存顧客の特徴をもとに、自動的にターゲット選定できるので、
- 既存顧客に似た新規顧客を獲得していきたい
- 見込みの高いユーザーに配信したい
- ターゲットにすべきユーザーがわからない
上記のように、新規顧客を獲得したい、ターゲットユーザーの特徴が明確になっていない、という場合に効率よく広告配信していくことが可能です。
また、自動的にターゲットを選定してくれるため、設定の手間も省けます。
既存顧客のデータを持っている場合には、まずこの配信を設定するのがオススメです。
まずは!カスタムオーディエンスから作ろう
類似オーディエンスを作成する前に、まずはそのもととなるカスタムオーディエンスを作成しましょう。
「オーディエンス」 > 左上の「オーディエンスを作成▼」の青いボタンを押す > 「カスタムオーディエンス」 から作成が可能です。
データソースとして利用できるのは、大きく分けて以下の3種類です。
- 顧客リスト(メールアドレスなど)
- ウェブサイト・アプリアクティビティ(サイトに訪れたユーザーなど)
- Facebookページで・Instagramビジネスプロフィールで得たアクティビティ(投稿にいいねした人など)
もしビジネスでFacebookを利用したことがないのであれば、顧客リストをもとに作成するのが速いですが、特にメールアドレスをカスタムオーディエンスを作るのがオススメです。
ここで注意点ですが、カスタムオーディエンス化すると、もとの顧客リストの数より少なくなります。これは、Facebookの登録者情報との紐づけが行われるため、Facebookに登録していないアドレスや番号の場合、カスタムオーディエンスとして認識できないためです。
ポイントとしては、カスタムオーディエンス化した後のリスト数が、1,000以上になるように作成しましょう。
そもそもカスタムオーディエンスを類似オーディエンスにするには、最低100以上のオーディエンス数がないとできない仕組みになっていますが、Facebookが特徴を見出すには、データはあればあるだけ正確になっていきます。
1,000以上あると、広告配信した際の結果としても良いものになる傾向があります。
本題!類似オーディエンスを作ろう
ここまでくれば、類似オーディエンスは作成できたも同然です。
まずは、類似オーディエンス化したいカスタムオーディエンスにチェックボックスを入れます。
そして、左上の「オーディエンス作成」のボタンから、「類似オーディエンス」を選択
そうすると、この画面が出てきます。
ターゲット地域を「日本」と入力し(海外に配信される予定の方は、該当の国を選択)
オーディエンスのサイズを選択します。
まずは0%~1%で作成するのがオススメです。
最初に作った1つだけでなく、0~5%、8~9%などの組み合わせを作ることが可能です。
仕上げ!ターゲット設定しよう
類似オーディエンスを作成したら広告マネージャの画面に移動します。
配信したい広告セットの、「以下のいずれかの条件に一致する人を追加」の欄に、配信したい類似オーディエンスを設定すれば、完了です!