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Facebook広告

【5選】Facebook広告ー2020年アップデート情報

今回はFacebook広告における2020年のアップデート情報を5つ厳選してお届けします。

1. 画像内テキスト含有率20%ルールの撤廃

画像内テキスト含有率20%ルールとは、
クリエィティブ画像のテキスト量が画像の20%以上を占めていた場合、
広告配信量の減少や不承認になるというペナルティ・ルールのことです。

多くのユーザーを悩ませてきた画像内テキスト含有率20%ルールが2020年9月17日に撤廃が発表されました。
今回のアップデートにより、画像内テキストの含有率による制限・不承認が起こらなくなります。

しかし、Facebook社の見解は引き続き画像内含有率20%未満であるほうが広告のパフォーマンスが向上しやすいとのことなので、継続して注意は必要です!

今回のアップデートでより画像で届けるメッセージ・訴求の幅が広がったことは広告運用において大きなアップデートでした。

2. 類似オーディエンスの拡大機能について

Facebook広告の効果的な配信手法のひとつである類似オーディエンス配信にもアップデートがありました。

以下、画像のように類似オーディエンスでのターゲティングを拡大させる機能が追加されました。

類似オーディエンスを拡大させると、
類似オーディエンスで設定したオーディエンスよりもさらに幅広いオーディエンスにリーチできるようになります。

このオプションを有効にすることで、
オーディエンスを拡大したほうがより良い成果を達成できる可能性があるとFacebookが判断した場合に、オーディエンスが拡大されます。
※顧客リストなどをアップロードして作成されたカスタムオーディエンスでは現在、使用不可

こちらのアップデートもFacebook広告のパフォーマンス向上に向けた大きなアップデートでした。

弊社でも実際に使用してパフォーマンス向上が確認できているので、ぜひ積極的に利用してください!

3. A/Bテスト機能について

3つ目のアップデート内容としてA/Bテスト機能がありました。

A/Bテストを利用することで、広告のパフォーマンスがどのように変化するかを比較することができます。
キャンペーン、広告セット、広告を互いに比較することで、
最適な成果を得られる戦略を見つけることが可能になります。
選択できる変数は下記の通りです。
・画像

・動画

・広告テキスト

・年齢/性別

・保存済みのオーディエンス

・カスタム

※カスタムを選択すると、選択したキャンペーンまたは広告セットを複製して、新しいテストキャンペーンの任意の変数を編集することができます。

4. コンバージョンAPIについて

Appleが発表した iOS 14 によるプライバシー保護機能の強化に伴い、Facebook広告でもコンバージョンAPIの実装を推奨されるアップデートがありました。

コンバージョンAPIを利用することで、
ウェブイベントやオフラインイベントを自分のサーバーからFacebookのサーバーに直接共有することが出来るようになります。

これにより、広告主はFacebookに直接送信が出来るようになり、
サーバーイベントはピクセルにリンクされ、ブラウザーのピクセルイベントと同様に処理されます。

コンバージョンAPIは、Facebookピクセルと連携して機能し、
Facebook広告のパフォーマンスや効果測定を改善することに役立ちます。

今後さらにiOSのアップデートやサードパーティーcookieの規制強化は行われる可能性は十分にあり得るので、API連携の対応を進めていく必要がありますね。

5. 配置アセットカスタマイゼーションについて

最後のアップデート情報としてFacebook広告の配置ごとにアセットが変更できるようになったアップデート情報をシェアします。

配置ごとのアセットカスタマイズは、
各配置に合わせて画像または動画、テキスト、リンク先URLを調整できる機能のことです。
この機能では、各配置のオーディエンスの行動や、ベストプラクティスに合わせて広告をカスタマイズしたり、できる限り多くの場所に広告を掲載したい場合に使用することを推奨されています。

配置ごとのアセットカスタマイズを利用することで、
各配置ごとに画像や動画、テキストで訴求を変えるだけでなく、リンク先URLやパラメータも個別に設定することが可能です。

Facebook広告の出稿で配信できる広告面は
Facebook・Instagramだけではなく、MessengerやFacebookが連携しているアプリ面など様々な配置で広告配信がされるので、パフォーマンスに応じてそれぞれの配置に合わせた対応をしていくことでパフォーマンス向上が見込めるという内容です。

アセットのカスタマイズでより対応が簡易的になったので、ぜひ今後利用していきたい機能のひとつです。

まとめ

今回は2020年あったFacebook広告のアップデート情報を5つ厳選してお伝えしました。
毎年、様々なアップデートが行われていく中でより広告配信のパフォーマンスに影響を与えていく内容をしっかりキャッチアップして、日々の広告運用に活かしていくことは非常に重要になりますね。
今後もアップデート情報・事例などをお伝えしていきますので、皆さんもどんどん活用していってください!

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