Any BLOG

エニーブログ

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告を利用しているなら確認必須!スマートディスプレイキャンペーン(SDC)活用方法

スマートディスプレイキャンペーン(SDC)とは?

Googleの豊富なデータを用いた機械学習の技術を活用して、入札、クリエイティブ、オーディエンス設定を自動化し、ディスプレイ広告の設定管理の負担を軽減することができます。
また、潜在層から顕在層ユーザーまで、目標達成に至るまでのあらゆる段階のユーザーにアプローチが可能です。クリック数の代わりにコンバージョン数に対してお支払いすることができるのも大きな特徴です。

※昨年リリースされた最適化されたターゲティングにより、自動化機能を標準のディスプレイキャンペーンでもご利用いただけるようになりました

主な特徴

・自動入札:指定した目標コンバージョン単価に基づいて、できるだけ多くのコンバージョンが得られるように、入札単価が自動的に調整される

・自動ターゲット設定:ターゲット設定が最適化され、コンバージョンに至る可能性が高いユーザーに広告が配信される

・広告の自動生成:広告見出し、説明、ロゴ、画像など、配信面にあわせて広告が自動的に作成される

・コンバージョン課金:クリック課金の代わりにコンバージョン課金に設定することも可能

スマートディスプレイキャンペーン(SDC)が適している方

・より多くのユーザーにアプローチしたい

・購買プロセスの初期段階にいるユーザーに広告を表示したい

・短期間で高い成果が得られるキャンペーンを作成したい

・ディスプレイ広告の設定管理の手間を省きたい

・コンバージョン課金で獲得数を伸ばしたい

スマートディスプレイキャンペーン(SDC)の導入条件

  1. ディスプレイ広告で過去30日間に50件以上のコンバージョン以上、もしくはアカウント全体で過去30日間に100件以上コンバージョンが必要
  2. 90%以上のコンバージョンが広告のクリックから7日以内に発生

コンバージョン課金を使用するには、過去30日間にアカウント全体のコンバージョン数が 100 件を超えている必要があります。また、コンバージョンの 90%は、広告をクリックしてから 7 日以内に発生している必要があります。広告のクリックからコンバージョンまでの期間が7 日を超えることが多い場合は、コンバージョン課金は利用できません。

ビジネスモデルによっては導入条件を満たすことができない方も多くいらっしゃるかと思います。そのような場合、現在設定されているコンバージョンポイントから1つ下げたコンバージョン設定(例えば購入完了⇒購入ページ到達ユーザーなど)マイクロコンバージョンを活用した目標設定するなどしてコンバージョンデータをためる事も可能です。

※実は自社アカウントで導入条件を満たしているにも関わらず、スマートディスプレイキャンペーン( SDC)を活用されていない方も多くいらっしゃいます。

管理画面での確認方法

コンバージョンまでの日数を確認する方法

まず最初に導入条件を満たしているか確認します。

①「分類」を選択

②「コンバージョン」を選択

③「コンバージョンまでの日数」を選択

管理画面での設定方法

スマートディスプレイキャンペーン( SDC)の設定方法

①Google広告の管理画面で「+」を選択し、「キャンペーン目標」を選択

②キャンペーンタイプで「ディスプレイ」を選択

③キャンペーンサブタイプで「スマートディスプレイキャンペーン」を選択

④入札戦略で「目標のコンバージョン単価」を選択した場合、値を入力
※青枠にGoogle広告で掲載結果に基づいた推奨の目標コンバージョン単価が表示されます。手動で入力することも可能です。

目標コンバージョン単価制とは

指定した単価でコンバージョンを最大限に獲得できるように入札単価が自動調整されます。1 件あたりのコンバージョンに対してお支払いいただける平均額を指定します。ユーザーがお客様の商品やサービスと一致する情報を Google で検索したとき、指定した目標コンバージョン単価が使用され、オークション時でのコンバージョンに至る可能性の高さをもとに入札単価が設定されます。

⑤支払い対象の設定

「コンバージョン」で設定することにより、クリック数の代わりにコンバージョン数に対してお支払いすることができます。

⑥ターゲット設定と広告を作成して終了

推奨設定

スマートディスプレイキャンペーン( SDC)はGoogleの豊富なデータを用いた機械学習の技術を活用するため、機械学習の特徴を理解した上で設定しましょう。

・Google推奨の目標コンバージョン単価に近い値で設定する

 ※極端に目標コンバージョン単価を低く設定しない

・日予算は目標CPAの5~10倍程度で設定する

 ※目標CPAが5,000円の場合、日予算は25,000円~50,000円で設定

・配信後に入札単価の設定変更をする場合は、現状の入札単価の20%の範囲内に収める

・初動のCPAが悪くても頻繁に設定変更はせず、機械学習が機能するまで待つ

まとめ

昨年リリースされた最適化されたターゲティングにより、自動化機能を標準のディスプレイ キャンペーンでもご利用いただけるようになりましたが、今年はキャンペーン作成と管理で更に変更が加えられます。

Googleの豊富なデータを用いた機械学習技術をフル活用して、各種設定を自動化することで多くのユーザーにアプローチすることが可能となります。また、標準のディスプレイ キャンペーンでもコンバージョンに対するお支払いが可能なことも大きなポイントです。

条件をクリアすることで、より少ないリスクで導入できますので、効果を最大化するにはディスプレイキャンペーンの見直しをしていただくことをオススメします!

お気軽にお問い合わせ下さい
WEBマーケティング以外のことでも
お気軽にお問い合わせ下さい。
エニーでは楽しいこと、面白いこと、
何でも挑戦いたします!!
受付時間:9:00~19:00(土・日・祝は除く)
※この通話は、製品やサービス向上のため、録音させていただきます。