今回のブログでは、ご利用されているお客様が多い「マイラインサービス」に関して、詳しくご説明したいと思います。

「マイライン」「マイラインプラス」について

マイライン（電話会社選択サービス）

あらかじめ利用したい電話会社を登録する事により、通話の際に電話会社の識別番号をダイヤルしたり、ＬＣＲアダプターを取り付けたりせずに、その電話会社を利用できるサービス。

ただし、マイラインで登録しても後から間違って識別番号を押してしまったり、ＡＣＲ機能付き電話機を利用したり、ＬＣＲアダプターを付けっ放しにしてしまったりすると、マイラインの登録をした電話会社よりも、そちらの電話会社での利用が優先されることになります。

「マイラインプラス」（電話会社固定サービス）

マイラインプラスで登録をすると、誤って他の電話会社の識別番号をダイヤルしても、マイライン契約をした電話会社のサービスのみを利用できます。

 

ＬＣＲ（ＡＣＲ）機能つきの電話機でかけた場合でも、マイライン契約をした電話会社のサービスを利用することになるので、マイラインプラスで登録しておけば、登録した電話会社のみを利用する事が出来るサービスです。

 

誤って他の電話会社を利用してしまうと、その分の料金だけ請求が来てしまい、何社からも請求が来てしまうというトラブルが起こることがありました。そういった点からも事務用の方ではこちらのマイラインプラスが主流となっておりました。

 

※サービス解除番号の「１２２」に続けて電話会社の識別番号をダイヤルすれば、登録していない電話会社でも利用はできます。

マイライン参加企業

NTT東日本：識別番号（0036）
提供サービス通話区分：（市内、県内市外）

 

NTT西日本：識別番号（0039）
提供サービス通話区分：（市内、県内市外）

 

NTTコミュニケーションズ：識別番号（0033）
提供サービス通話区分：（市内、県内市外、県外、国際）

 

ソフトバンク（旧日本テレコム）：識別番号（0088）
提供サービス通話区分：（市内、県内市外、県外、国際）

 

KDDI：識別番号（0077）
提供サービス通話区分：（市内、県内市外、県外、国際）

 

楽天コミュニケーションズ（旧フュージョン）：識別番号（0038）
提供サービス通話区分：（市内、県内市外、県外、国際）

 

アルテリアネットワークス（旧U-COM）：識別番号（0060）
提供サービス通話区分：（市内、県内市外、県外、国際）

 

 

マイラインサービスをご利用されているお客様ではあれば固定電話の基本料金をＮＴＴ東日本で、通話料金の区分をＮＴＴコミュニケーションズ、ＫＤＤＩ、ソフトバンク等の電話会社から選んでご利用されておりますので、必然的に電話会社を２社ご利用されている事になるんです。

 

携帯電話に置き換えて言いますと、基本料金をＮＴＴドコモでご利用し通話料金をａｕで利用するといった状態になります。

請求書を合算されているお客様も多いので、中々気づきずらいかもしれませんが、お時間がある時に請求書を見て頂くと、ご確認できると思います。

 

次回は、マイラインサービスの次に始まった直収型電話サービスについてもう少し詳しく説明させて頂きます