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ネットワーク事業部

エニーの回線事業における取り組み -前編-

現在は携帯電話、スマートフォン等の普及が著しいですが、固定電話の利用も事務用としてご利用されているお客様にとっては、信頼性に関する理由、需要性に関する理由、機能としての必要性に関する理由などから固定電話は今もライフラインの一つとなっております。

それにより、企業様の必要経費の一つになっている通信費を、株式会社エニーのご案内するソフトバンク提供の「おとくライン」というサービスで、お客様の固定電話による通信コスト削減をお手伝いできれば幸いでございます。今後も数ある通信関連の商材の中からお客様に最も満足頂けるサービスをご紹介し、社会貢献に繋がる事を信じ努力してまいります。

今回は、お客様からよく「電話の事はよく分からない」という声を頂く事から、少しでも固定電話に関する事を知って頂ければと思い、ブログを新たに開設し配信させて頂きました。

固定電話サービスの推移

固定電話は、国営である日本電信電話公社(以下、電電公社)が行っておりました。日本全体に通信インフラの整備をするには莫大な費用が掛かかりますが、それを国が運営する電電公社が行ったのです。その費用はもちろん税金も使われました。国が運営している事からも、安心・安全面では問題なく利用する事が出来ました。

しかし、今ではNTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、KDDI、ソフトバンク、楽天コミュニケーションズ等いくつもの通信事業者がありますが、当時の日本には通信事業者は電電公社1社しかなかったのです。そうなると各通信事業者同士でのサービス面における競争等もないため、利用者側としてはサービス面での満足はできる状態ではありませんでした。

電話サービスの推移(前半)

1985年 電電公社が民営化される
電電公社の民営化に伴い、電電公社は日本電信電話株式会社(以下、NTT)となりました。通信事業の民営化により、NTT以外の第一種通信事業者(以下、電話会社)も設立されるようになりました。「第二電電(DDI)」 「日本テレコム」 「日本高速通信」上記3社の様な電話会社が設立され、固定電話の通信事業に参入してきたのです。最初に行われたのが、


プッシュ方式

 

割引してくれる電話会社に接続するために、通常の電話番号の前に「0077」や「0088」などのように、接続会社の識別番号を手で押す事によって、自由に電話会社を選択できるという方法でした。

このプッシュ方式によって、固定電話のサービスが始めてスタートしたのですが、この時点では利用したい電話会社の識別番号をわざわざ押さなくてはならないという問題点があり、面倒だと感じられる方には、非常に利用しづらいサービスでした。

1990年

LCRアダプターの開発
プッシュ方式では利便性に欠けると言う事から、接続会社の識別番号を自動的に発信するアダプターが開発されました。そしてはじまったのが、

 

アダプター方式

 

各電話会社が開発したアダプターを、ユーザーの電話機と主装置の間に設置することで、識別番号を押さなくても自由に電話会社を選択できるという方法でした。

 

このアダプター方式によって、識別番号を押さなくてよくなり、利便性が改善されましたが、別の問題が出てきました。それは、利用者はより安い割引サービスの電話会社を利用したい場合は、その都度アダプターを交換しなくてはいけないという事でした。

また、NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ以外の電話会社側で、アダプターやその取り付けに多大な費用がかかり、より良いサービスの提供が困難になっていました。

 

 

まだまだ電話サービスの推移は続きますが長くなってしまいますので、以上を前半として今回は終わりにさせて頂きます。

次回は続きの電話サービスの推移<後半>を配信させて頂きますので、宜しくお願いします。

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