「高度なセグメント」がURL指定に対応。Yahoo!広告のターゲティングが次のステージへ

2025年3月、Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型)において「高度なセグメント」が進化しました。これまでキーワードベースでの指定が中心だったオーディエンスリストに、ついに「URL指定」が可能となったのです。
プライバシー規制が強まる中、広告主のファーストパーティーデータ活用を後押しするこの機能。どのように使えて、何に気をつけるべきなのかを、この記事で詳しく解説していきます。
① そもそも「高度なセグメント」とは?
Yahoo!広告の「高度なセグメント」は、ユーザーの興味・関心や行動に基づいてオーディエンスを分類し、より精度の高い広告配信を可能にする機能です。これまでは主に「検索キーワード」に基づく設定が主流でしたが、今回のアップデートによって、広告主が指定するウェブサイト(URL)に訪問したユーザーもセグメント化できるようになりました。
② URL指定ができるようになって何が変わる?
・自社サイト訪問者へのリターゲティングが強化
自社サイトのURLを指定することで、これまで取りこぼしていた訪問ユーザーへの再アプローチが可能になります。たとえば、特定のキャンペーンページや商品ページを訪れたユーザーに絞って広告配信する、といった精度の高い施策が展開できます。
・見込み顧客が訪れそうな外部サイトも活用可能
競合他社や関連メディアなど、ターゲット層が閲覧しそうなURLを指定することで、興味関心の高い新規ユーザーをオーディエンスリストに加えることができます。
※指定したサイトに広告が掲載されるわけではない点には注意が必要です。
③ 実際の活用シーン
たとえば以下のような施策に活用できます。
・ECサイトで、特定カテゴリページの閲覧者だけをリスト化
・BtoB商材で、競合メディアを訪問したユーザーにアプローチ
・地域密着型サービスで、地元メディアや店舗サイトを指定して地域ターゲティングを強化
広告配信先の選定がより戦略的に行えるようになります。
④ 設定方法と注意点
設定はキーワード or URL のどちらか
✅1つの「高度なセグメント」では、キーワードとURLの併用はできません。目的に応じてどちらかを選ぶ必要があります。
✅URLの登録上限は50件、1024文字以内 日本語URLも入力可能で、エンコードは自動対応されます。
✅URLの審査に注意 広告主が登録したURLは、Yahoo!側で審査されます。審査否認となったURLやその下層URLのユーザーは、オーディエンスに蓄積されません。URLの信頼性や内容には十分配慮する必要があります。
⑤ プライバシー規制時代における、ファーストパーティーデータの主戦場
今回のアップデートは、広告業界が直面している「クッキーレス」「トラッキング制限」への対応としても重要な意味を持ちます。ファーストパーティーデータをいかに広告に活用していくかが鍵を握る中で、Yahoo!広告も大きな一歩を踏み出しました。
⑥ まとめ
「高度なセグメント」におけるURL指定機能の追加は、広告運用の精度と柔軟性を大きく引き上げるアップデートです。今後のファーストパーティーデータ活用戦略において、必ず押さえておきたい機能のひとつといえるでしょう。 競合に差をつける一手として、ぜひこの新機能を活用してみてください。
参考
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