できてますか?正しいECサイト運営 ~ ECサイトにも健康診断が必要です ~
ECサイトを運営している皆さん、正しくECサイトの運営ができていますか?
今回、Google Analytics用いたECサイトの状態確認と運用方法についてご紹介しようと思います。
Google Analytics(旧Universal Analytics)って何?
Google Analyticsとは、Googleが提供する無料で利用できるアクセス解析ツールになります。多くのデータを計測・解析しサイトの合改善につなげることができるため、デジタル戦略の調整やキャンペーンの最適化に活用することが出来ます。
例えば、下記の要素を計測・解析することで改善に繋がる可能性は高まります。
① オーディエンス:誰が?どんな人が?
② 集客:どこから来たのか?
③ 行動:どのページに興味があるか?
④ コンバージョン(目標):何を購入したのか?
そんな、サイトの健康診断ともいえるGoogle Analyticsですが、ECサイトでももちろん活用ができるのです。
Google Analyticsには、「eコマース」機能と「拡張eコマース」機能というものがあり、通常の「eコマース」機能ではどのような商品を買っていくらの売上がたったのかというものがわかるのに加えて、「拡張eコマース」機能ではカート内での計測まで行うことができます。※GA4になり実装方法は一つとなりました。「拡張eコマース」とほぼ同様の項目が取得できます。
つまり、いつだれがどこからきて、どのページを閲覧し、どのような経路を経て商品を購入したか。また、クーポンは使用したのか?ということまでわかってしまうのです。
どのように設定するの?
ほとんどのカートツールにはGA4を簡単に導入する機能が備わっていますが、備わってない場合は直接JavaScriptを記載することで計測が可能になります。
BASEやShopifyではデフォルトで設定する場所があります。詳細は下記URLを参考にして頂ければと思います。
BASE:https://help.thebase.in/hc/ja/articles/15547680504857
Shopify:https://help.shopify.com/ja/manual/reports-and-analytics/google-analytics/google-analytics-setup
どのように活用するの?
これらの機能を活用すると、どこからユーザーが来てどの商品に興味を持ったのか、最終的にどの商品を購入したかや、カートまで行ったけど商品購入をしなかったユーザーがどこから来たのかまでわかります。そういったデータを計測・解析すれば、どの段階でユーザーが離脱したのかを把握することができ、効果的な改善へとつなげることができるようになります。
ぜひこの機能を活用して自社のECサイトの健康状態を定期的に確認してみてははいかがでしょうか?
<参考>