WEB広告の基礎!Google検索広告について
Google検索広告とは
検索広告とは、ユーザーがGoogleの検索ウィンドウにキーワードを入力し、検索結果として表示される広告のことです。
検索結果の表示は、「自然検索」「検索広告」の両方が表示されますが、「検索広告」については、広告の上部に「スポンサー」という表記がされており、ユーザーがクリックをすると課金される仕組みになっています。
検索広告のメリット
ユーザーが自らの意思で検索という行動を起こすことで初めて広告が表示されるため、広告主のビジネスを能動的に探しているユーザーに対してアプローチすることが可能です。
検索広告~課金の仕組み~
ユーザーに広告がクリックされた際、課金される件については記載しましたが、ここでは、1回辺りのクリック単価の決まり方など、課金の仕組みについて記載します。
実は、実際に課金される単価の決定方法にはいくつかの要素が重なっておりますが、 ここでは代表的な「上限クリック単価」と「広告の品質」の2点を記載いたします。
①上限クリック単価について
広告主側が各キーワードごとに設定することが可能な、1回のクリックに対する上限額になります。基本的に、上限以上の金額が発生することはありませんが、「拡張CPC」「入札単価調整」などの設定をしている場合には、上限を上回るケースがあるため注意が必要です。
②広告の品質について
品質は各キーワード単位で決定する物になります。品質の構成要素は以下3点になります。
・推定クリック率:広告が表示された場合に想定されるクリックの確率
・広告の関連性:広告がユーザーの検索意図と一致し、整合性が取れているかどうか
・ランディングページの利便性:広告をクリックしたユーザーの検索ワードとどの程度関連性があるか
上記は例として代表的な2点を記載しましたが、実際にはその他いくつかの要素が複合的に判断され、最終的に課金される単価が決定されます。
検索広告のキーワード設定(マッチタイプ)について
検索広告には3つのキーワード設定方法があります。
・部分一致
・フレーズ一致
・完全一致
▼部分一致
指定したキーワードに関連する検索を表示対象とします。設定したキーワードの語句が含まれていない場合にも表示される可能性があるため、多くのユーザーにアプローチが可能です。
▼フレーズ一致
指定キーワードと同じ意味の内容を含んだ検索で合った場合、広告が表示されます。指定したキーワードから少し拡張をしていくイメージですが、部分一致と比較すると広告表示される機会は少なくなります。
▼完全一致
指定キーワードと同じ意味、同じ意図での検索についてのみ、広告が表示されます。広告の表示機会は少なくなりますが、意図して設定したキーワードと、高い関連性がある検索に対してのみ表示される設定になります。
※参考URL
検索広告について:https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/resources/articles/what-is-paid-search/
上限クリック単価について:https://support.google.com/google-ads/answer/6326?hl=ja
広告の品質について:https://support.google.com/google-ads/answer/156066?hl=ja
キーワードマッチタイプについて:https://support.google.com/google-ads/answer/7478529?hl=ja#zippy=