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Google広告 × Demand Gen移行 ~ディスプレイ広告を2026年以降どう組み替えるべきか~

2026年以降、Google広告のディスプレイ運用は「従来のGDNをどう改善するか」だけではなく、「Demand Gen前提でどう再設計するか」が重要なテーマになってきました。

Googleは、Google Display AdsをDemand Gen内のGDN配信として扱える形へ移行していく方針を示しており、移行は2027年までに進む予定です。

つまり今後は、従来のディスプレイ広告を単体で見るのではなく、YouTubeやDiscover、Gmailなどを含めた“横断的な面設計”で考える必要があります。

本記事では、なぜ今Demand Genへの視点が必要なのか、従来のディスプレイ運用と何が変わるのか、そしてインハウス運用担当者が2026年以降にどのように組み替えるべきかを整理していきます。

【目次】

1,なぜ今、ディスプレイ運用の見直しが必要なのか

2,従来のディスプレイ広告と何が変わるのか

3,2026年以降、どう組み替えるべきか

4,まとめ

1,なぜ今、ディスプレイ運用の見直しが必要なのか

Googleは、従来のGoogle Display Networkの配信を、Demand Genキャンペーンの中で扱えるようにする方針を打ち出しました。これにより、従来はGDN中心で運用していた広告主でも、同じ管理軸の中でYouTube、Discover、Gmail、Maps、GDNまでを含めた運用が可能になります。

配信面が増えること自体も大きな変化ですが、それ以上に「ディスプレイ広告を、認知専用の配信としてではなく、発見から行動までをつなぐ施策として見る」考え方への転換が求められています。

またGoogleは、GDNをDemand Genに追加した広告主について、Google公式ブログでは、GDNをDemand Genキャンペーンに追加した広告主において、平均でROIが9.5%向上したというデータも紹介されています。

もちろんすべてのアカウントで同じ結果になるわけではありませんが、少なくとも媒体側は「今後のディスプレイ運用の中心はDemand Genに寄っていく」という明確な方向性を示しています。運用担当者としては、旧来の構成を維持するかどうかではなく、いつ・どの単位で・どう移行するかを考える段階に入ったと言えます。

2,従来のディスプレイ広告と何が変わるのか

従来のディスプレイ広告では、GDN上にバナーを配信し、リマーケティングや興味関心ターゲティングで刈り取りや再想起を狙う設計が中心でした。

一方でDemand Genは、より“視覚的な面”を横断しながら、発見・比較・行動を促す設計に強みがあります。

YouTube、Discover、Gmail、Mapsといった面に加え、GDNも同じ運用枠組みの中に取り込まれることで、静的なバナー運用よりも、アセットの多様性や面ごとの役割分担が重要になります。

さらに、移行時の実務も無視できません。Googleのヘルプによると、移行ツールを利用すると最大42日分の実績を引き継ぐことができます。ただし、移行当日に旧キャンペーンで消化した予算は、新しいDemand Genキャンペーン側には反映されないため、移行のタイミングには注意が必要です。

また、手動CPCや一部のアセットなど、Demand Genではそのまま利用できない設定もあります。つまり、配信面だけでなく「入札・予算・アセット・学習履歴」まで含めて再設計が必要になるのです。

3.2026年以降、どう組み替えるべきか

まず見直したいのは、キャンペーンの役割です。これまでGDNの中で認知、再訪、軽い刈り取りをまとめて担っていたアカウントは少なくありません。

しかしDemand Genへ寄せていくなら、「新規接点の拡大」「比較検討の後押し」「再訪問の促進」など、役割ごとに整理して配信設計を分けた方が成果を見やすくなります。特にYouTubeやDiscoverが絡む場合、単にCPAだけで評価すると本来の貢献を見誤る可能性があるため、コンバージョンだけでなく接触後行動やアシストも含めて見る視点が必要です。

次に重要なのが、アセットの準備です。Demand Genは従来の静止画中心のGDN運用よりも、複数面に合わせたクリエイティブ設計が前提になりやすい施策です。

Googleは2026年のGoogle Marketing Liveで、Asset Studioの強化やクリエイティブ制作支援のアップデートも打ち出しており、今後は「配信設定の工夫」だけではなく、「どれだけ面に合った素材を用意できるか」が成果差につながりやすくなるでしょう。

そして移行そのものは、できれば一気に全面移管するのではなく、役割の明確なキャンペーンから段階的に進める方が現実的です。Googleも移行ツールの活用を推奨しており、学習期間を短くしつつ、コールドスタートを避けやすいとしています。

まずは目的が明確で、既存設定との相性が良いキャンペーンから移し、移行後1〜2日はパフォーマンス変動を前提に観察する運用が現実的です。

4,まとめ

2026年以降のGoogle広告におけるディスプレイ運用は、単なるGDN改善ではなく、Demand Genを軸にした再編が本格化していきます。

配信面が増えることだけに注目するのではなく、キャンペーンの役割整理、アセットの整備、移行時の設定差分、評価指標の見直しまで含めて考えることが重要です。

従来のディスプレイ広告を延長線上で運用するのではなく、「どの面で、誰に、どの行動を起こしてもらうか」を設計し直すことが、これからの成果改善につながっていくでしょう。

※参照元

Google公式

https://blog.google/products/ads-commerce/google-display-ads-demand-gen

Google Ads ヘルプ

https://support.google.com/google-ads/answer/17051545

Google公式

https://blog.google/products/ads-commerce/google-marketing-live-2026-collection

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